実技講習第1日目久しぶりの勉強とあって緊張して前日はかる~く不眠に。 講習会場に着くとみんなすでに着席。 シーンと静まりかえってみんな新たな緊張感がみなぎっていました。 ざっと見渡したところ、年配の方が多いよう。 年のころは、自分の母親ぐらい? でも、男の子(?)や茶髪のお姉ちゃん風の人もチラホラ。 講義が始まると、教科書なんてもう何年見ていなかったことか・・・。 活字の羅列にクラクラきそう。 でもみんな一心不乱に講義を聞いて、ノートを取っているのをみると、 遅れてはならない・・・と言う気持ちにさせられます。 第一回の講義は「共感的理解と基本的態度」の形成 でした。 ホームヘルパーの意義のようなことを 法律や制度のことから、倫理感のようなことを学びました。 用語がカタカナだったり、聞きなれない言葉で理解ホントによく噛み砕いて 聞かないと「さっぱり~?」ってことになりそうで、 一生懸命聞きました。 あんまり肩に力が入りすぎて、午前中の講義だけでもうヘロヘロでした。 午後は、ロールプレイング。 利用者、ヘルパー、家族、司会者にそれぞれ別れ、その役になって ある設定に基づいて演技をします。 利用者は1人暮らしの女性。 2年ほど前に骨折してから足を引きずるようになり、遠方に住む娘が心配して ヘルパーを依頼。 利用者は長い間調理に携わる仕事をしていた。 身の回りのことはほぼ自分で出来るが、「もったいない」と作り置きしたものを いつまでも取ってあったりすることがある。 利用者の気持ちを汲みながら、安全な食品管理はどうしたらいいか・・・というテーマです。 私は、わがままおばあさんになりました。 食べ物を捨てようとする人にくってかかり、絶対に捨てさせない。 「今の若い人はすぐに捨てる。私はものの無い時代に育ったから・・・」云々 と。 おまけに、他人に台所を触られるのがどうしてもイヤ、という設定。 きっと自分もそういう立場になったらそう思うだろうなぁ・・・と想像しつつ。 でも、でもヘルパー役の人に説得されながらも 娘役の人の意見も取り入れながら、 なんとなく利用者の気持ちになれたような気がしました。 たった、1人で暮らしてだれにも頼らないでやっていける・・・と思っていたところの おもわぬ骨折。 イライラすることも腹だたしく、歯がゆいことも多いだろう・・・。 そんな気持ちをかいまみたような・・・。 ヘルパー役になったときはやはり午前中に勉強した、共感的理解・・・というのはとっても大事なことだと思いました。 押し付けるのでなく、否定するのでなく、見放すのでなく共感する・・・ というのが一番大切なことなのかなぁ。 ヘルパーの「へ」の字もわからない状態ですが、こういうことを繰り返していくなのかな おぼろげながら感じました。 正直、まだ勉強初日で、初対面の人たちと、いきなりこのテーマでヘルパーになりきってやれといわれても 難しいゾ~。と思いましたが、 後日、この緊張感が大切なんだ・・・と講師の方に言われました。 仕事になれ、利用者さんになれてくることで見えるものも見えなくなってくること が往々にしてあるとのこと。 この緊張感を大切にしてください。と言われました。 そのあとはバイタルサインの測定。 検温、脈、呼吸数の測りかたを実際にやってみました。 子供の熱はしょっちゅう測るものの、 高齢者ともなると、勝手が違うようです。 脂肪の少ない高齢者。子供のようには行かないそうです。 したがって、体温計の角度が重要となります。 斜め45度にさします。 でも大人なら、自分ではさんでもらって・・・と思ったのですが、 寝たきりの方もいるでしょう。 2人一組になって体温計の刺し合い(?)です。 思ったよりもむずかしい~。 感覚がわからず脇に突き刺して、「イテッ!」なんてことに。 挙句、ぜんぜん測れてないじゃん。と測りなおし。 これで、第1回目のスクーリングがやっと終了です。 もうめちゃくちゃ疲れましたぁ~。 昨晩も熟睡できなかったし、おまけに肩に力入ってたし、 なれないことをいっぱいしたので、帰りはもうぐったりでした。 家に帰ってからソファに倒れ寝てしまいました・・・。 こんなのでヘルパーになれるのだろうか・・・と少々不安。 講習の代金は前払いで、78000円。 払い戻しなどはできません。 もし、もっとお手軽な値段で払い戻しもきくとなると、 きっと脱落者も多いのかなぁ・・・。なんて思ってしまった私です。 この先、どうなることやら~。 ジャンル別一覧
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